地下鉄西新より徒歩8分の早良区の小児歯科・矯正歯科「ひろこ小児・矯正歯科」です。

QUESTION

小児歯科とは?

小児歯科とは、ただ子供の虫歯を治療するだけではありません。子供というのは単なる小さな大人ではありません。日々、心も体も成長します。この成長をふまえたうえで、小児科医は専門性をもって治療を行っています。

小児歯科って何才から何才まで?

当院では歯がはえはじめてから、永久歯にはえかわるまでを原則としています。大体、生後6ヶ月くらいから、高校生ぐらいまでです

診療室へはお母さんは入れないの?

三歳未満のお子さんは原則としてお母さんも一緒に診察室へ入ってもらい、治療中も同席してもらいます。しかし、3才以上のお子さんの場合、医師から母さんの説明の時以外は、お母さんは待合室で待ってもらうことにしています。

何故かというと

 子供が自分一人で入室し、うまく治療をうけることができることで、自信がつき、自立心を芽生えさせることができるのです。また、いつも一緒にいるお母さんは、以外と子供の成長ぶりに気付いていないことがあります。

治療を嫌がるのですが。

~2才ころまで
まだ十分に意思の疎通ができていないので、泣くのは当然のことです。 治療の必要がある場合、小児歯科医は、できるかぎり短時間でうまく治療できるよう心掛けています。しかし、泣きながらの治療はできるだけ避けたいものです。虫歯を作らないような対応が家庭でも必要です。お母さんへの指導も行っています。詳しいことはお尋ねください。

3才~
泣きながらの治療は決して行いません。この頃になると、自分の意思を伝えたり、他人の言っていることをできるようになります。歯科の治療は痛くないし、怖くないということをしっかり説明し、子供が納得した上で治療を行います。
上手に治療を受けられるようになるまでの時間には個人差はありますが、必ず皆でできるようになります。そのために私たちは、治療を始める前にしっかり時間をとって、説明をし、本人に納得させることから始めるようにしています。納得したうえで、受け身ではなく自分の力でうまく治療を受けることができれば、子供にとって大きな自信となり、次回からもストレスなく来院出来るようになるのです。
また、上手に治療できたときに褒めてあげることも大切です。子供が診療室から出てきたら、お母さんは褒めてあげてください。

笑気吸入鎮静法とは?

当院では笑気吸入鎮静法を行っております。これは、30%の笑気という気体を鼻につけたマスクから吸入しながら治療を行う方法です。吸入中は気持ちが大きくなり、治療器具の音があまり気にならなくなったり、恐怖心を減らしたりすることができます。

後遺症や副作用の心配は全くありません。
頑張って治療を受けようという気持ちはあるのだけれど、不安で、いつもストレスを感じながら、我慢をして治療受けている子もいます。表面上はうまくできていても、いつもストレスを感じていては自分に自信は持てませんし、来院するのもいやになります。このようなお子さんに笑気を使ってあげると、我慢せずリラックスして治療を受けることができるようになり、自信もだんだんとついてくるのです。

リコールについて
当院はでは虫歯がない方も、治療の終了した方も、3ヶ月に1回定期的に検診を受けるようにすすめています。リコールの時期になるとこちらからおハガキでお知らせします。ご家庭でお母さんが毎日お子さんのお口の中を見ていても、見落としがあったり、また虫歯を見つけても、見つけた頃にはかなり進行していて、治療に時間がかかる虫歯になっていたりと大変です。定期的に検診を受けることで、かえって来院の回数を減らすことができ、子供も大変な思いをせずにすむのです。

歯みがきにコツってありますか?

上手なハミガキのコツは、歯ブラシを細かく動かすこと。
その細かな動きで、タテに動かしたり、ヨコに動かしたりします。
ケータイのマナーモードのように小さく動かすようなイメージです。
ゴシゴシ動かすと、歯と歯の間の小さいヨゴレなどがしっかりと落ちません。
奥歯ほどヨゴレがたまりやすいので、丁寧に1本1本磨くようにしましょう。
歯の後ろ側も汚れがのこりやすいところです。
歯ブラシを後ろ側からきちんと当てて、細かく動かして磨きましょう。
お子さんが自分で磨いたあと、大人の方が仕上げ磨きをしてあげましょう。

どうして反対咬合になるのですか?

 口には、多くの筋肉が整然と並び、機能しています。舌は、代表的な筋肉の固まりです。きれいな歯並びの人の舌は、嚥下(のみこむ)するときに上顎を押さえつけるようにぴったりと収まります。しかし、反対咬合の人は、上顎にはつきません。嚥下の都度、舌は下顎を前方に押します。従って、上顎は小さく、下顎は大きくなってしまうと考えられています。すなわり、口腔周囲の筋肉が正しく機能しないと不正咬合になるということです

反対咬合、治した方が良いのでしょうか?

不正咬合であるから、成長発育が遅れるという事は、基本的にありません。しかし、サ行、タ行の発音に、特徴的な舌足らずのしゃべり方になる。食べ方が、ワニの様だ。という様な特徴が現れることがあります。しゃべり方にも、食べ方にも問題が現れます。しかし、私たちが、治療を勧める第一の理由は、審美的な理由です。反対咬合特有の顔貌に、劣等感を感じることがあります。心の負担を軽くし、生活の質の向上が目標です。

反対咬合って、自然に治るでしょう?

永久歯が生える時、自然に治ることがあります。ただし、かなり少数例です。反対になっている下の前歯が、5~6本。逆の噛み合わせが深い。近親に反対咬合の人がいる。これらの場合、自然に治る可能性は、極めて少ないと考えて良いでしょう。

永久歯がはえるまで、様子見を勧められたのですが。

「・・・大丈夫ですか?」というご質問を、よく戴きます。自然に治る場合もあります。しかし、それはかなり少数です。ご相談できる歯医者に見て貰い、セカンドピニオン(意見)を求める事を、お勧めします。私たちは、大半の方に、早期初期治療が必要と考えています。

早く治した方が良いのでしょうか?

噛み合わせを、逆のままにしておくと、下顎骨が過成長し易い状態が続きます。下顎骨が取り返しの付かない程、大きくなってしまう前に、逆の噛み合せは治しておくべきです。早ければ早い程、ご本人の負担は軽くて済むと思います。年齢が高くなると、治療法の選択肢が狭くなります。過成長し、大きくなってしまった「下顎骨を切断して縮める」という手術法も、選択肢に上がってきます。

どうやって治すのですか?

 筋機能のアンバランスが、不正咬合をつくります。バランスを整え、調和を取り戻せば、不正咬合は回復します。反対咬合の原因の一つは、舌が低い位置で機能していることです。ですから、治療目標が、まず、舌を挙上してあげることです。そのように、バランスを取り戻す器具が、機能的顎矯正装置「ムーシールド」です。就寝中使用します。取り外しできる器具ですから、上手く使えなかったり、諸条件によっては、期待する効果が得られないこともあります。主治医に充分相談の上、ムーシールドを使うことをお勧め致します

一度治したらもう大丈夫でしょうか?

ムーシールド治療法は、大抵の場合、およそ1年間を目標に治療します。一度治したら、「もう大丈夫」という人が大半です。しかし、成長がスパートすること再治療を必要とする場合があります。定期健診は重要です。女子は15~16才。男子は17~18才まで成長します。その頃まで、定期健診を続けることが理想です。

反対咬合は遺伝しますか?

反対咬合は、遺伝します。顔形はご両親に似ます。残念ながら、反対咬合の家系があります。しかし、早めに対処することで、かなり改善することができると考えています。いずれにせよ、遺伝のあるなしに関わらず、早めに受診することをお勧めします。 

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ひろこ小児・矯正歯科

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電話番号:092-833-8688
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